KAKAOウェブトゥーンが、新しい形式の公募展である「パイロットウェブトゥーンプロジェクト」を開始します。
「パイロットウェブトゥーンプロジェクト」は、KAKAOウェブトゥーンに無料で連載される10話分の短編ウェブトゥーンを選抜し、当選作の中から中~長編ウェブトゥーンとして正式に連載される作品を発掘する方式の公募展です。
TVやアニメでパイロット番組(映像)等を披露した後、視聴者の反応を基に正規編成する形式と同様に、パイロット短編ウェブトゥーンを先に公開し、内部審査と読者の反応を分析しつつ。中~長編ウェブトゥーンを正式連載する機会を与えます。
これは、ウェブトゥーン公募展としては初めて披露される試みです。 KAKAOウェブトゥーンは、「革新的なUIUX技術により、ウェブトゥーンを共有する新しい方式を提案したKAKAOウェブトゥーンらしく、公募展もまたユニークな方式を披露することで、作品発掘にも新たな挑戦を行います」と伝えました。新進作家の個性と読者の好みに合わせ、多様な魅力を持った作品を発掘していく狙いです。
創作者にも作品を「パイロット」の形で先に披露する方式は相対的に負担が少ないだけでなく、正式連載前にKAKAOウェブトゥーンの読者の反応を知ることができるというメリットがあります。リアルタイムで読者の反応に接しながら、その後開発される作品をより完成度を高めることができるだけでなく、正式連載するとパイロットでの高い反響が基盤となって人気が検証されたIPとして注目され、他の新作とは異なる弾力を得ることができます。また、短編ウェブトゥーン、中長編ウェブトゥーンと、最大2回のKAKAOウェブトゥーン連載の機会が得られるという点も、やはり「長期連載」が主流のウェブトゥーンでは新鮮な試みです。短編連載作だけに選出されると1話当たり100万ウォン、10話の稿料、さらに1,000万ウォンの別途支援金を通じて1作品当たり計2,000万ウォンが支給される予定です。
「パイロットウェブトゥーンプロジェクト」の支援ジャンル及び資格に対する制限はなく、手続きは以下の通りです。 まず、作品企画書(短編中長編シノプシス各1部)、1話当たり60カット以上の1話完成原稿、2~3話の絵コンテ、キャラクターシートを作成して受付した作品を対象に、選抜された最大9作品にKAKAOウェブトゥーン短編連載の機会を提供します。その後、利用者の反応と内部審査を総合的に検討し、当選作の中から一部を選定し、KAKAOウェブトゥーンが正式に中長編連載の機会を与えます。
KAKAOウェブトゥーンスタジオのパク·チョンソ代表は「KAKAOウェブトゥーンは来年、今年比で2倍以上の新作を発表する計画です。そのため、これまで参加してきた作家はもちろん、様々な個性と魅力を持った新進作家を発掘し、KAKAOウェブトゥーンをさらに多彩な魅力に仕上げるために最善を尽くして準備している」と伝えた。
一方、KAKAOウェブトゥーンは、今年8月に開始して以来、現在まで旧DAUMウェブトゥーンに比べ、取引額で5倍、ARPPU(ユーザー1人当たりの平均決済額)で3倍、1日平均購入者数が2倍以上(21年7月日平均基準)に上昇するなど、カカオページと共に業界を代表するウェブトゥーンプラットフォームとして大きく成長している。特に、KAKAOウェブトゥーンスタジオは、世界で初めて「ウェブトゥーン」を披露し、韓国のウェブトゥーン会社の中で最も古い伝統性と作品性を誇り、韓国で最も長い間ウェブトゥーン公募展を行ってきた旧DAUMウェブトゥーンを引き継いでいるので、KAKAOウェブトゥーンで展開する公募展と新作にも高い関心が注がれている。