NAVERが運営する北米の「webtoons」が、英語圏作家の作品を着々とヒットに導いています。その代表的な作家のひとり、uru-chanが連載中の『unOrdinary』が10億ビューを突破したとインスタグラムを通じて知らせました。

Uru-chanは、飛行機メーカーのシステムエンジニアとして働いていた彼女は、他人が開発したソフトウェアに異常がないかを調べるテスト作業を担当していました。NAVERが2014年から韓国のウェブトゥーンを翻訳したプラットフォームを供給し始めると、自分も作品を描いてみようと考え、コンテストに応募しました。彼女の作品世界を知ったNAVERウェブトゥーンは正式に契約を結び、『unOrdinary』の大ヒットに至りました。

『unOrdinary』は、学習塾を背景にした異能力バトル物で、固有の能力を持つ多数によって、少数の無能力者が差別を受ける世の中を描いた作品です。 無能力者である主人公ヨハンがウェルストン私立高校で国家指定禁書＜Unordinary＞を発見した後の話を扱っています。

2016年5月から英語圏webtoonsで連載中の『unOrdinary』は、5年8ヶ月で再生数10億ビューを記録しました。連載初期に韓国作品が人気を得ていた時から上位にランクされていた『unOrdinary』は、世界各国のプラットフォームでも高い人気を得ています。 

2019年にすでにグローバル1千億ビューを達成したwebtoonsでは、Uru-chan作家の他にも、Leeanne Krecic作家の『Let's Play』、Rachel Smythe作家の『Lore Olympus』等、英語圏出身の10億ビュー以上を達成した作家が続々と生まれています。

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