
NAVERウェブトゥーンが、MUNPIAと賞金総額10億ウォン規模の国内最大級のウェブ小説公募展を開催します。NAVERウェブトゥーンは、今回の公募展を基点に、韓国の武侠·ファンタジー·ロマンスのジャンルを含むウェブ小説1位のプラットフォームとして位置づけられる方針を明らかにしました。
今回の公募展は、NAVERウェブトゥーンがMUNPIAの持分取得を完了した後、両社が共に行う初めての事業であるだけに大きな関心が集まっています。NAVERウェブトゥーンは、2019年から「地上最大公募展」という名で、ウェブトゥーンとウェブ小説の公募展を開催してきました。今年は両社間のシナジー効果を最大化するため、MUNPIAと共同で「2022地上最大のウェブ小説公募展」と銘打って開催することになりました。
全ジャンルのウェブ小説を2ラウンドに分けて進行する中、1ラウンド(ファンタジー/武侠/現代物/スポーツ/歴史等)はMUNPIAでオンライン連載で受け付けられ、受賞作はMUNPIAとNAVER-SERIESで同時連載される予定です。第2ラウンド(ロマンス/ロマンスファンタジー)はNAVERウェブ小説チャレンジリーグで行われる予定です。
MUNPIAは、国内ファンタジー·武侠ウェブ小説作家志望者の代表的な投稿プラットフォームです。登録されたウェブ小説作家数だけでも約6万3千人に達し、「全知的読者視点」や「ナノ魔神」など日本でも知られた数多くの人気作を輩出しています。NAVER-SERIESとMUNPIAはいずれもアマチュア作家の作品も有料商品登録を通じて販売できるシステムを導入し、ウェブ小説生態系の活性化を図っています。
今回の公募展は両サービスの同時連載を基盤に作品の接近性および作家収益創出の機会がともに拡大されるだけに、実力のある新人作家の多様な作品を発掘するのに寄与するものと予想されます。これにより両社はコンテンツ確保競争力を強化することはもちろん、ファンタジー·武侠ウェブ小説1位プラットフォームの地位を確固たるものにするという計画を明らかにしました。
MUNPIAのキム·ファンチョル代表取締役は、「国内ウェブ小説市場が形成されて以来、現在好況と発展を同時に迎えている」とし、「今回の公募展を通じて、国内ウェブ小説市場に活力を与えるのはもちろん、NAVERウェブトゥーンとの協業でウェブ小説IPの価値をさらに高めるよう努める」と述べた。
NAVERウェブ小説総括のパク·ジェヨンリーダーは、「今回の公募展は、MUNPIAとともにファンタジー·武侠ジャンルの才能ある作家を発掘する一方、ロマンスジャンルに強みのあるNAVERのウェブ小説の地位をさらに確固たるものにするため、国内最高水準で企画した。作家デビューから収益創出に至る全過程で両社間の協力を強化し、読者と作家が満足できるストーリーテリング名家として生まれ変わる」と述べた。
公募展をきっかけに両社は作品提携とプロモーションをさらに強化していく予定です。
今回の公募展の主な受賞作は、今後、MUNPIAとNAVERシリーズを通じてより多くの利用者の接点を確保することができ、ウェブトゥーンに正式連載される予定です。
また、NAVERウェブトゥーンのグローバルプラットフォームを通じて海外連載が可能となり、ウェブ小説知的財産権(IP)拡張の側面で協力が拡大するものと予想されます。