KAKAOエンターは、北米市場のウェブトゥーンプラットフォーム「tapas」とウェブ小説プラットフォーム「Radish」と戦略的合併を発表しました。北米1位の事業者を狙うための戦略的決定で、北米市場を狙うNAVERウェブトゥーンとその子会社である「Wattpad」との間で、今後激しい競争が注目されます。

KAKAOエンターは5月19日、両プラットフォームに対して最終決議を通達しました。 

存続法人はRadishで、tapasを吸収する形で合併を進め、合併比率はRadish:tapasが1:18です。8月1日に新法人を発足させ、tapasのキム·チャンウォン代表が新法人の最高経営者(CEO)を引き受けます。Radishのイ·スンユン代表はKAKAOエンターのグローバル戦略担当(GSO)を務めています。

KAKAOエンターは今回の合併を契機にグローバル取引額を現時点対比3倍まで育てるという具体的な目標を提示しました。Radishが昨年買収した武侠ウェブ小説プラットフォーム「ウシアワールド」を含む各サービスは合併後にも別に運営されますが、新法人を通じて強力なシナジー効果を狙うという狙います。 オープンプラットフォームを共同運営し、tapasを通じて現地に構築した10万人のクリエイター群を基盤に多様な形態のIPを披露する予定です。

KAKAOエンターはウェブトゥーン·ウェブ小説を越えて映像·ゲーム·メタバース·NFT等にIPバリューチェーンを拡張させていく計画も明らかにしました。北米ではディズニー·DC·ワーナー等と協業してきたtapasとRadishの力量を発揮すると展望しています。また、米国最大のエージェンシーCAA(CreativeArtistsAgency)とパートナーシップを結び、映像化も活発になると予想できます。 今年中旬からは北米で急速に成長しているaudio bookも披露されます。

KAKAOエンターのイ·ジンス代表は「本合併は北米ストーリーテリング産業の進化を導く転換点になるだろう。tapas、Radish、ウシアのIPと韓国IPを結合し、3年内にグローバル取引額3倍、北米取引額5千億ウォン達成を成し遂げる予定」と明らかにしました。​

KAKAOエンターのグローバル進出は、東アジア地域はKAKAOウェブトゥーン、欧州と日本はピッコマ、北米はtapasとRadishを合併して作ることになる新法人が引き受けることになると見られます。

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