*韓国webtooninsightの記事です。KAKAOが筆頭株主となっているKADOKAWAは、フロムソフトウェアのアクションRPG「ELDEN RING(エルデンリング)」の世界的な大ヒットが大きく貢献し、2022年3月期の通期連結売上は2212億800万円、営業利益は185億1900万円となりました。昨年の売上高及び営業利益と比べると、それぞれ5.4%、35.9%の成長率となります。KAKAOは2020年517万8300株を取得し、KADOKAWAの持分の8.31%を保有しています。着実に持分を増やし、現在保有持分は1178万3200株に達すると知られています。KAKAOの持分価値は約412億円水準と評価されますが、2020年162億円と評価されていた持分価値が2.5倍ほど急騰したことになります。時価総額と負債を補正して計算すれば、日本国内ではKADOKAWAの企業価値は最大3370億円程度と算定されています。KADOKAWAが好調を続ける理由について「グローバル水準のコンテンツ開発力とピッコマの好調」が指摘されています。「ELDEN RING(エルデンリング)」は、KADOKAWA子会社のフロム・ソフトウェアが2022年2月に発売し、3月末時点で全世界で1300万本を超える異例のヒットとなりました。当初は400万本と予想でしたから、予想を大きく上回る大ヒットと言えます。しかも、国内が100万本で、ほとんどが海外売上ということで、異例の日本発のグローバルヒット作品になりました。こうしたKADOKAWAの好調は、日本最大のウェブトゥーンプラットフォームに成長したピッコマとの強固な同盟を形成し、本格的なIP拡張やシナジー効果を出せるという期待もあります。KAKAOのKADOKAWA投資が単純に「保有価値上昇」の他に追加で他のシナジー効果を出すことができるか、今後が注目されます。 Tweet
*韓国webtooninsightの記事です。KAKAOが筆頭株主となっているKADOKAWAは、フロムソフトウェアのアクションRPG「ELDEN RING(エルデンリング)」の世界的な大ヒットが大きく貢献し、2022年3月期の通期連結売上は2212億800万円、営業利益は185億1900万円となりました。昨年の売上高及び営業利益と比べると、それぞれ5.4%、35.9%の成長率となります。KAKAOは2020年517万8300株を取得し、KADOKAWAの持分の8.31%を保有しています。着実に持分を増やし、現在保有持分は1178万3200株に達すると知られています。KAKAOの持分価値は約412億円水準と評価されますが、2020年162億円と評価されていた持分価値が2.5倍ほど急騰したことになります。時価総額と負債を補正して計算すれば、日本国内ではKADOKAWAの企業価値は最大3370億円程度と算定されています。KADOKAWAが好調を続ける理由について「グローバル水準のコンテンツ開発力とピッコマの好調」が指摘されています。「ELDEN RING(エルデンリング)」は、KADOKAWA子会社のフロム・ソフトウェアが2022年2月に発売し、3月末時点で全世界で1300万本を超える異例のヒットとなりました。当初は400万本と予想でしたから、予想を大きく上回る大ヒットと言えます。しかも、国内が100万本で、ほとんどが海外売上ということで、異例の日本発のグローバルヒット作品になりました。こうしたKADOKAWAの好調は、日本最大のウェブトゥーンプラットフォームに成長したピッコマとの強固な同盟を形成し、本格的なIP拡張やシナジー効果を出せるという期待もあります。KAKAOのKADOKAWA投資が単純に「保有価値上昇」の他に追加で他のシナジー効果を出すことができるか、今後が注目されます。 Tweet