
COPINコミュニケーションズは、米国法人であるTerapinStudios,Inc.を設立し、米国法人を親会社に、既存の韓国法人を支社にするフリップ(Flip、米国法人転換)手続きを完了したと明らかにしました。
COPINは2021年末、グローバル投資会社であるNPXキャピタルから650億規模の投資を誘致し、今後米国上場を目標にフリップを推進してきました。国内法人の既存株主が出資して米国本社を設立し、フリップ完了を通じて米国での営業活動準備に速度を加えています。
COPINは米国LAにTerapinStudios事務所を開き、現地人材採用を進めています。米国法人と韓国法人の同一性を維持し、同じブランド戦略を持っていくという計画の下、既存の国内法人の社名である「COPINコミュニケーションズ」を「Terapin」に変更する予定。
また同社は最近ドラマ事業強化をしていますが、先立って「優越な一日」、「狂わないように」、「暗行御史」等の人気地上波ドラマ作品を製作したI willMedia社を買収したのに続き、別の製作会社であるCreative
Leaders Group Eightや、ConvergenceTVへの投資も行いました。IP多角化のための自主製作準備にも余念がありません。
また、TerapinStudios傘下に「TerapinE&M」を設立し、ドラマを中心としたエンターテインメント事業の強化にも乗り出す計画です。このため、E&M事業に特化した人材であるチョン·ヨンジュ代表(元D Live代表)も新たに迎え入れました。
COPIN経営戦略本部関係者は「米国TerapinStudiosを主軸に『Terapin』というグローバルブランディングを構築していく計画」と伝えた。
一方、TerapinStudiosが持分を持つNPX-PE(プライベートエクイティ)と共に1,120億ウォン規模の投資金を造成し、TOOMICSを買収する予定で、両社が投資する金額はNPXPEが670億ウォン、TerapinStudios (COPIN)が450億ウォン程度だと知らされました。NPXPEはこれまでCOPINのシリーズA、Bラウンドに参加し、約650億ウォンを投資して持分を持っています。
TOOMICSは2014年に設立され、国内だけでなく米国、欧州、日本など海外でもプラットフォーム事業を運営しており、今後の海外進出にも速度を上げることができるものと見られます。今回の投資の背景にはウェブトゥーン市場の急激な成長傾向がありました。
全世界のウェブトゥーン市場はデジタル化傾向により成長傾向が加速化し、2024年までに9兆4000ウォンに達するものと予想されています。