※Amazonがウェブトゥーンサービスを開始しました。サービス時では韓国作品しか扱っていません。しかも既存の人気作品が多く、オリジナルもありません。そもそも韓国にはAmazonサービスがありませんので、益々特殊なロンチングに感じます。しかし、「fliptoon」に作品提供した会社は注目されます。NAVERとKAKAO以外の大手が参入していることです。

■KIDARI&LEZHIN
KIDARIスタジオとLEZHINエンターがfliptoonに流通権を保有した作品をサービスしました。オープン初日の3月7日、KIDARIスタジオを代表する作品である「ルシア」、「外科医エリーゼ」、LEZHINエンターの代表ロマンス作品「1たす1は」等を含む116作品の日本語サービスを開始しました。 特に「外科医エリーゼ」は「2020ピッコマアワード」を受賞し、角川を通じて発売された日本版単行本が今年2月基準で販売部数135万部(紙本+電子書籍統合)を突破するなど日本の読者に愛され続けている作品です。 最近、角川とアニメ化する発表がされました。
■MRBLUE
ミスターブルーも、fliptoonに独占的に供給すると発表しました。同社は11のロマンスジャンルで11作品をfliptoonを提供しています。2020年からは独自のIP(知的財産権)を活用し、ピッコマやLINEマンガ等のプラットフォームで配信し、最近はロマンスウェブトゥーンジャンルで成功しています。同社の関係者は、「現在国内プラットフォームでサービスを提供している一部の作品について、
fliptoonと独占供給契約を締結しました」と述べ、「翻訳やカラーリングなどのローカリゼーション作業が終了次第、サービスを開始する予定です」と付け加えました。
「武侠やロマンス系だけでなく、様々なジャンルの高品質なコンテンツを発掘することで、4兆ウォンの日本のデジタルマンガ市場をターゲットにします。最近は、武侠作品の解像度を高め、色補正を通じてIPを有効活用する方法を模索しています」と付け加えました。
サービス開始時には、「私のオジュン」、「アドニス」、「ハニーブラッド」等の非独占タイトルを含む数百のタイトルが発売されました。ちなみに、発表当日は同社の株価は13%も上昇しました。
■Rockin’ KOREA
Rockin’ KOREAも作品も配信開始しました。SFファンタジー「異界転換守備隊バスターズ」、社会人一年生の日常を描いた「タルゴナ日記。」等を提供開始しました。
以上が現状ですが、現在激増中の日本の作品も取り扱いする可能性もありますし、Fliptoonオリジナル作品の可能性もあるかもしれませんが、いかんせんあのAmazonが、というほどのインパクトのあるロンチングではなかったので、予想しにくいのは確かです。